みすず書房

橋川文三

はしかわ・ぶんぞう

1922年生まれ。思想史家、評論家。著書『日本浪曼派批判序説』(未來社1960)『歴史と体験——近代日本精神史覚書』(一九六四・春秋社)『ナショナリズム』(紀伊國屋書店1968)『政治と文学の辺境』(冬樹社1970)『順逆の思想——脱亜論以後』(勁草書房1973)『黄禍物語』(筑摩書房1976/岩波現代文庫)『柳田国男——その人間と思想』(講談社学術文庫1977)『昭和ナショナリズムの諸相』(一九九四・名古屋大学出版会)『三島由紀夫論集成』(深夜叢書社1998)『増補版 橋川文三著作集』(全10巻、筑摩書房2000-01)『柳田国男論集成』(作品社2002)ほか。1983年歿。