みすず書房

ジャン=ポール・リブ

Jean-Paul Ribes

1939年生まれ。法律と東洋語を学ぶ。アルジェリア独立後、1962-65年までアルジェ大学で経済学を講義したのち、ジャーナリストとなり、「ル・モンド」「レヴェヌマン」「アクチュエル」などに記事を書いている。多くの国々を訪問する機会に恵まれ、三度来日している。16歳の時に反植民地主義=人道主義グループに参加、それが政治活動のきっかけであり、毛沢東主義(maoisme)の影響で一時工場労働を経験している。日常生活や環境問題などのエコロジー的な問題に関心をもつようになったのは女性解放運動(feminisme)を媒介にしてであった。友人たちと一緒にパリ近郊にある16世紀の城を自分たちの手で修復し、現在そこに住んでいる。