みすず書房

東アジア出版人会議

ひがしあじあしゅっぱんじんかいぎ

2005年に発足した民間の団体。中国・台湾・香港・韓国・日本の編集者が自主的に参加。呼びかけ人は、大塚信一(元岩波書店)・加藤敬事(元みすず書房)・龍澤武(元平凡社)。半年に一度の総会を開き、東アジア各地域の人文書をめぐる過去・現在・未来を基調に、各国の情報交換や共通問題のディスカッション、若手編集者の研修、共同出版構想などを実践してきている。同会議の編・発行になる『東アジア人文書100』(発売・みすず書房、2011)は、そのかたちにあらわれた初めての成果である。