みすず書房

ガンサー・S・ステント

Gunther Siegmund Stent

1924-2008。ベルリンに生れる。アメリカに亡命。1928年イリノイ大学でPh.Dを取得。1948年よりカリフォルニア工科大学にてデルブリュックのグループに加わり、バクテリオファージの研究を行う。デンマーク、フランス留学を経て、カリフォルニア大学ウイルス研究所に就職。その後、カリフォルニア大学教授となる。邦訳のある著書『バクテリオファージ——その分子生物学』(1963、渡辺格・三宅端・柳澤桂子訳、岩波書店1972)『進歩の終焉——来るべき黄金時代』(1969、渡辺格・生松敬三・柳澤桂子訳、みすず書房1972、《始まりの本》2011)『〈真理〉と悟り——科学の形而上学と東洋哲学』(1981、小川真里子・川口啓明・長谷川政美訳、朝日出版社1981)『分子遺伝学』上・下(1983、共著、長野敬訳、岩波書店1983)。