ケネス・サンダース

イギリスの精神分析家。1928年リーズ（Leeds）生まれ。1951年リーズ医学校にて医師免許取得。軍医として兵役に二年間就いた後、ロンドンで一般開業医として働く。ドナルド・メルツァーに精神分析を受け、英国精神分析協会会員、タビストック・クリニックの児童の心理療法コースの訓練分析家として活躍。ポスト・クライン派の精神分析について、ロンドンをはじめイタリアやイスラエルでも広く教育活動をおこなっている。著書に、A Matter of Interest: Clinical Notes of a Psychoanalyst in General Practice（1986）, Nine Lives: The Emotional Experience in general practice（1991）, Mind from Brain: Emotional Problems in Primary Care - A Psychoanalytic View（2006）がある。