みすず書房

松村洋

まつむら・ひろし

1952年大阪生まれ。音楽評論家。考察対象はポピュラー音楽全般、とくに沖縄の音楽文化、タイを中心とした東南アジアのポピュラー音楽文化、日本流行歌史、著書『ワールド・ミュージック宣言』(草思社 1990)、『アジアうた街道』(新書館 1999)、『唄に聴く沖縄』(白水社 2002)、『日本鉄道歌謡史』全2巻(みすず書房 2015)ほか。主な論考「越境しない音楽——タイ大衆音楽からの一考察」青木保他編『アジア新世紀(6)メディア』(岩波書店 2003)、「カントゥルム・ロック——タイ・クメール系歌謡の変容」井上貴子編著『アジアのポピュラー音楽』(勁草書房 2010)、「〈民謡〉から流行歌へ——タイのラムウォン歌を中心に」細川周平編著『民謡からみた世界音楽』(ミネルヴァ書房 2012)ほか。