みすず書房

ガイ・オルトラーノ

Guy Ortolano

現在 ニューヨーク大学(NYU)教養学部歴史学科准教授。2005年にノースウェスタン大学から博士号を取得。ワシントン大学セントルイス校、ヴァージニア大学をへて、2009年からニューヨーク大学で教鞭を取っている。近代英国の文化史および思想史の研究者で、都市の歴史と科学史に関心を抱いている。学術雑誌20th Century British History (オックスフォード大学出版局)の編者の一人。最初の著作であるThe Two Cultures Controversy: Science, Literature and Cultural Politics in Postwar Britain (『「二つの文化」論争』、ケンブリッジ大学出版局、2009年、増田珠子訳、みすず書房、2019年)は王立歴史協会からホイットフィールド賞の次点に選ばれた。その後の著作にThatcher’s Progress: From Social Democracy to Market Liberalism through an English New Town (ケンブリッジ大学出版局、2019年)がある。