みすず書房

江口布由子

えぐち・ふゆこ

1974年生まれ。九州大学大学院比較社会文化研究科博士課程後期課程満期退学、博士(比較社会文化)。専門はオーストリア近現代史。主な業績に「近現代オーストリアにおける子どもの遺棄と保護」沢山美果子ほか編『保護と遺棄の子ども史』(昭和堂、2014)所収、「『福祉を通じた教育』による包摂、選別、『排除』」三時眞貴子ほか編『教育支援と排除の比較社会史』(昭和堂、2016)所収、「国境と家族」『東欧史研究』41号(2019)ほか。訳書にザーラ『失われた子どもたち——第二次世界大戦後のヨーロッパの家族再建』(共訳、三時・北村監訳、みすず書房、2019)。