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過程と実在 1

コスモロジーへの試論

PROCESS AND REALITY

An Essay in Cosmology ― GIFFORD LECTURES DELIVERED IN THE UNIVERSITY OF EDINBURGH DURING THE SESSION 1927-28 ―


ホワイトヘッドはわれわれの時代の最も偉大な哲学者の一人であり、彼の哲学を体系的に叙述した主著『過程と実在』は最も傑れた哲学書の一冊である。
しかし、この書が1929年に刊行されたとき、それは多くの印刷上の誤り、英国版とアメリカ版との齟齬を含む悲しむべき状態にあった。従ってホワイトヘッドの『過程と実在』に比べれば、プラトンの『国家』の方がより良いテクストで読みうるとさえ言われる。それから半世紀、グリフィンとシャーパーンによるこれ以上は望みえない校訂版が公刊された。本書はこの決定版に依拠する最新訳である。
その重要性において、その難解なまでの言語の駆使において、ジョイスの『フィネガンス・ウェイク』にも比せられるこの講義で、ホワイトヘッドは自ら《有機体の哲学》と名づける哲学の体系を構築する。そこでは17-18世紀の哲学者――デカルト、ニュートン、ロック、ヒューム、カント――を検証しつつ、無限の宇宙を有限な言語的表現で把握すること、宇宙論的観念を人間の多様な経験と結びつけることが意図されている。ここにわれわれは確かに、われらのコスモスに対する新しい解明、新しい光を受けとるであろう。


目次


編纂者の序


第一部 思弁的図式
第1章 思弁哲学
第2章 編疇的図式
第3章 若干の派生的概念

第二部 議論と適用
第1章 事実と形相
第2章 延長的連続体
第3章 自然の秩序
第4章 有機体と環境
第5章 ロックとヒューム
第6章 デカルトからカントへ
第7章 主観主義原理
第8章 象徴的指示
第9章 命題
第10章 過程

編纂者の注解


著訳者略歴

アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド
Alfred North Whitehead

1861年2月15日イングランドのラムズゲイトに生れる。1880年ケンブリッジ大学トリニティ・コレジに入学、数学を学び、1885年より同コレジのフェロー。1890年イーヴリン・ウェイドと結婚(のち2男1女をもうける)。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
平林康之
ひらばやし・やすゆき

1926年東京に生れる。1948年東京大学文学部卒業。1973年より名古屋大学教授、愛知工業大学教授、2006年6月22日歿。著書『戸坂潤』(1960、東京大学出版会)。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「過程と実在 1」の画像:

過程と実在 1

「過程と実在 1」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/360頁
定価 6,480円(本体6,000円)
ISBN 4-622-01760-1 C3010
1981年8月1日発行

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