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過程と実在 2

コスモロジーへの試論

PROCESS AND REALITY

An Essay in Cosmology ― GIFFORD LECTURES DELIVERED IN THE UNIVERSITY OF EDINBURGH DURING THE SESSION 1927-28 ―


『ティマイオス』の宇宙論を継承して、現代のプラトニストとも称される哲学者の主著である。時間的なものと永遠なもの、人間の諸経験と宇宙論的観念とを結びつけようとするこの試みは、〈思想のヴァイタリティは冒険のうちにあり、観念はつねに冒険を必要とする〉という哲学者自身の言葉の証明である。
〈過程はそれ自体で現実態である〉――ホワイトヘッドは、新しい思考パターンにもとづいて、世界についての体系を構築する哲学的冒険をなしとげた。〈哲学は驚きの産物である。われわれをとりまく世界を普遍的に特徴づけようとする試みは、思考のロマンである〉。1929年の『過程と実在』の刊行は、来るべき世代のために、〈有機体の哲学〉と名づけられる新しい世界観を生み出した。
本書は、最新校訂版(1978年版)による日本語訳であり、われわれのホワイトヘッド哲学受容への大いなる寄与となるであろう。巻末には、新しい観念を表現する用語法を十分に理解した校訂者作成の詳細な索引を付した。これは、20世紀哲学の可能性をきりひらく書である。


目次


第三部 把握の理論
第1章 感受の理論
第2章 原初的感受
第3章 感受の伝達
第4章 命題と感受
第5章 経験のもつ一層高次の諸相

第四部 延長の理論
第1章 同位的区分
第2章 延長的結合
第3章 平坦な場所
第4章 歪み
第5章 測定

第五部 最終的解釈
第1章 理念的に対立するもの
第2章 神と世界

編纂者の注解
訳者あとがき
索引


著訳者略歴

アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド
Alfred North Whitehead

1861年2月15日イングランドのラムズゲイトに生れる。1880年ケンブリッジ大学トリニティ・コレジに入学、数学を学び、1885年より同コレジのフェロー。1890年イーヴリン・ウェイドと結婚(のち2男1女をもうける)。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
平林康之
ひらばやし・やすゆき

1926年東京に生れる。1948年東京大学文学部卒業。1973年より名古屋大学教授、愛知工業大学教授、2006年6月22日歿。著書『戸坂潤』(1960、東京大学出版会)。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「過程と実在 2」の画像:

過程と実在 2

「過程と実在 2」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/264頁
定価 5,832円(本体5,400円)
ISBN 4-622-01761-X C3010
1983年6月26日発行

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