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精神医学 5

老年性精神疾患

PSYCHIATRIE

EIN LEHRBUCH FUR STUDIERENDE UND ARZTE


「この巻は進行麻痺と、老年性精神病である。今日前者はいわゆる先進国では殆ど見られなくなったが、原因、症状、経過、転帰、診断、治療まで、これほど判明した精神病は他にないので、精神病の分類と処置法の典型となり、精神病全般の分類の科学的方法の基礎となったものであり、クレペリンの創り出した早発性痴呆、躁うつ病もこれを手本にして作られたものである。こういう歴史的背景のほかに一層現代的意味もあるのであって、これから全世界の人類の存在の危険に重大なエイズによる精神病もそのうちに起こってくる筈であるから、未開地からの性病で全世界に分布するであろうものの先輩となる病気として大きな参考になるものであろう」(西丸四方、あとがきより)

クレペリン《精神医学》の第5冊。諸説粉々であった進行麻痺の原因を正しく梅毒と見抜いた著者は、老年期の精神疾患についても重要な貢献をなした。ある型の老年性痴呆が現在アルツハイマー病と呼ばれ、話題になっているが、そのアルツハイマーも、1903年から10年間をクレペリンの許で過ごした。本書はその期間に執筆されたものである。
〈汝の名は消えうせることあらんも、汝の業のみは存在すべし〉――クレペリンの墓石にはこう刻まれている。



著訳者略歴

エーミール・クレペリン
Emil Kraepelin

ドイツのノイシュトレリッツに生まれる。1874年、ヴュルツブルグとライプチヒ大学で医学を学び始め、その後ヴント、グッデンの教えを受ける。1883年『精神医学提要』Compendium der Psychiatrie(384頁)を出版。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
伊達徹
だて・とおる

1946年生まれ。1971年名古屋市立大学医学部卒業。愛知県立多治見病院精神科を経て、1974年より愛知医科大学精神科学教室に勤務。1982年同大学講師、ドイツ、ケルン大学留学。1991年歿。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「老年性精神疾患」の画像:

老年性精神疾患

「老年性精神疾患」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/294頁
定価 6,600円(本体6,000円)
ISBN 4-622-02168-4 C3047
1992年11月12日発行

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