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マリー・キュリー 1

MARIE CURIE

A LIFE


ラジウム発見から100年。その業績がキュリー夫妻のものであり、二人の放射能発見に対してノーベル物理学賞が贈られていることを知らない人はいない。この発見は20世紀物理学の進展とともにますます重みを増し、マリーは1911年に単独で、放射性元素の発見に対する二度目の賞(化学賞)を受けた。女性初のノーベル賞受賞であり、再度の受賞例はほかにない。

しかし、マリーについてどれだけのことが知られているだろう。「目に悲しみをたたえた黒衣の聖女」、ほんとうだろうか。

エーヴ・キュリーが母親の擁護のために不朽の名作『キュリー夫人伝』を書き上げたように、クインはきわめて現代的なフェミニスティックな動機からこの仕事にとりくみ、そして見事に成功した。本書では近年初公開の資料――夫ピエールの死後一年間にわたるマリーの日記や、同僚の科学者ランジュヴァンとの恋愛スキャンダルに際した友人たちの証言集などが駆使される一方、従来の資料にも新たな息吹がふきこまれ、時代背景と科学界のこまやかな描写とともに、あふれるばかりに感情ゆたかなマリー像が生涯にわたって再現される。


目次


まえがき
1 家族――信念の人々
2 二重生活
3 つらい日々
4 貴重な自由
5 美しいこと
6 願いのすべて
7 ラジウム発見
8 物質論
9 ノーベル賞
10 家族への回帰
11 悲嘆と絶望
原注


著訳者略歴

スーザン・クイン
Susan Quinn

著述家として30年の実績をもつ。最初は日刊紙The News Heraldの記者として出発。1973年、ブロードウェイ演劇の制作過程をヤングアダルト向けに解説したOn Stage: The Mqking of A Broadway Play を出版。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
田中京子
たなか・きょうこ

1948年東京に生まれる。津田塾大学学芸学部英文学科卒業。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

ラジウム研究所の日本人研究者・山田延男博士

『マリー・キュリー』2の686-687ページに登場する、帰国後まもなく放射線障害で夭折した「日本の化学者ノブ・ヤマダ」は、山田延男博士(1896-1927)です。 ...続きを読む »

この本の関連書


「マリー・キュリー 1」の画像:

マリー・キュリー 1

「マリー・キュリー 1」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/448頁
定価 5,724円(本体5,300円)
ISBN 4-622-03670-3 C1023
1999年11月25日発行

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