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岡本太郎の本 2

日本の伝統<品切>

著者
岡本太郎

〈今まで「伝統」は、もっぱら封建モラル、閉鎖的な職人ギルド制の中で、むしろ因襲的に捉えられてきました。今日でもほとんど、アカデミックな権威の側の、地位をまもる自己防衛の道具になって、保守的な役割を果たしています。その不毛なペダンティスムに対する憤りから私は『日本の伝統』を書いたのです。それは私の情熱であり、一つの芸術活動だった。〉

縄文土器に出会ったとき、岡本太郎には、官製伝統論と大きく違った、もう一つの伝統が見え始めたのではないだろうか。大地に息づき、生き生きとした人たちの営みのなかにこそ伝統を見つける。足をつかい凝視し感得することからすべてが始まった。確固として構築された伝統論を集成する。

〈もしすっきりした環境に住み、感じよく暮したいのなら、もちろんパりにいればいいのです。市民的常識で、おたがいにうるさい干渉はないし、人間はなんといっても鷹揚だし、しかも外国人であってみれば、一段と私は自由です。だが、あえてこの日本で、戦いつづけたいのです。〉



著訳者略歴

岡本太郎
おかもと・たろう

1911年、岡本一平・かの子の子として東京に生まれる。1929年、東京美術学校に入学、父母の渡欧に同行、1930年パリに。1932年、アプストラクシオン・クレアシオン協会会員(37年脱退)。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「日本の伝統」の画像:

日本の伝統

「日本の伝統」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/248頁
定価 3,300円(本体3,000円)
ISBN 4-622-04257-6 C1370
1999年2月23日発行
<ただいま品切です>