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グレン・グールド著作集 1<品切>

バッハからブーレーズへ

THE GLENN GOULD READER


グレン・グールドは1982年に50歳でこの世を去った。この類まれなピアニストは同時に才気あふれる放送作家であり、傑出した(そして機知に富む)批評家でもあった。音楽雑誌、アルバム・ジャケットに発表された彼の文章は、その演奏と同様、しばしば挑発的である。わがままで、強引で、ときには激昂するが、つねに刺激的で、独自の芸術的洞察の産物にほかならない。

本書は、1956年最初の“ゴルトベルク”変奏曲レコーディングのときの覚え書きから、死の直前に編者ティム・ペイジと交わされた感動的な対話にいたるまで、グールドが公表を前提にして書いたり話したりした言葉のほぼ全部を、初めて集成したものである。これによって、われわれは音楽的才能のかげに隠れていた、一つの知性の全容を理解できるようになったといえよう。

この巻で、グールドは作曲家について書く。バード、バッハ、モーツァルト(「わたしにとってト短調交響曲は、陳腐な時間が半時間も続くなかで、八つの特別な小節だけしか値打ちがない。」)からシェーンベルク(「ピアノに逆らう作品は書いていない。しかしピアノに媚びて書いたと責められることもない。」)、ベルク、テリー・ライリーまで。べ一トーヴェン(「その名声がゴシップにだけよっている作曲家」)からリヒャルト・シュトラウス(「今世紀に生きた最大の音楽家」)まで。全2巻。



著訳者略歴

グレン・グールド
Glenn Gould

1932年、トロントに生まれる。ピアニスト。ほかに、執筆、映画・放送メディアによる表現活動も。幼少より音楽的能力と鋭い感受性を示し、3歳で、ピアノ教師だった母親からレッスンをうける。トロント音楽院に学ぶ。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
ティム・ペイジ
Tim Page

音楽評論家。サンディエゴ生まれ、ニューヨーク在住。マニス・カレッジ・オブ・ミュージック、タングルウッドのバークシャー・ミュージック・センターに学び、コロンビア・カレッジでB.A.学位を取得する。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
野水瑞穂
のみず・みずほ

1938年東京に生まれる。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

グールド研究の第一人者・宮澤淳一氏からひとこと

この2007年はグレン・グールドの「生誕75年+没後25年」である。
グールドをめぐる催しが今年は世界各地であるが、その最大のものは母国カナダの文明博物館(オタワ=ガティノー)で9月末より始まる特別展「グレン・グールド展――天才の響き」であろう。 ...続きを読む »

この本の関連書


「グレン・グールド著作集 1」の画像:

グレン・グールド著作集 1

「グレン・グールド著作集 1」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/384頁
定価 5,400円(本体5,000円)
ISBN 4-622-04381-5 C0073
1990年11月6日発行
<ただいま品切です>