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グレン・グールド著作集 2

パフォーマンスとメディア

THE GLENN GOULD READER


グールドは書いている。音楽コンクールについて(「心は熱いのに悪く言われた哀れな出場者たちを永遠にいじけさせ、精神的ロボトミーの犠牲者として見限ってしまう」)、拍手について(「拍手喝采およびあらゆる種類の示威行為を廃止するためのグールド計画」)、そして自分がなぜコンサートを開かなくなったのか、アルトゥール・ルービンシュタインとのすばらしく楽しい対話のなかで語っている。

レコーディングに関する大論文もある。(「当代の音楽的好みの特徴をもっともよくあらわす作品は何か。それを調査すれば、リストに上がってくるほとんどすべての曲目が直接レコーディングの影響を受けていることがわかるであろう。」)芸術の目的とは(「アドレナリンの一時的放出ではなく、驚きと静穏の状態を徐々に生涯かけて作り上げること」)。そしてテクノロジーと芸術については、彼自身の「マイクロホンとの恋」の思い出から説き起こす。

レオポルド・ストコフスキーやバーブラ・ストライザンドのこと。(「エリーザベト・シュヴァルツコップを除いて、ストライザンドほど大きな喜びをわたしに与えてくれた声楽家はいない」)ペトゥラ・クラークやエルンスト・クシェネクについて、音楽としてのラジオについて、ソ連とカナダの音楽の現状について。音楽の創造と享受に関してグールドの批評が縦横に展開される一巻である。全2巻。



著訳者略歴

グレン・グールド
Glenn Gould

1932年、トロントに生まれる。ピアニスト。ほかに、執筆、映画・放送メディアによる表現活動も。幼少より音楽的能力と鋭い感受性を示し、3歳で、ピアノ教師だった母親からレッスンをうける。トロント音楽院に学ぶ。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
ティム・ペイジ
Tim Page

音楽評論家。サンディエゴ生まれ、ニューヨーク在住。マニス・カレッジ・オブ・ミュージック、タングルウッドのバークシャー・ミュージック・センターに学び、コロンビア・カレッジでB.A.学位を取得する。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
野水瑞穂
のみず・みずほ

1938年東京に生まれる。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

グールド研究の第一人者・宮澤淳一氏からひとこと

この2007年はグレン・グールドの「生誕75年+没後25年」である。
グールドをめぐる催しが今年は世界各地であるが、その最大のものは母国カナダの文明博物館(オタワ=ガティノー)で9月末より始まる特別展「グレン・グールド展――天才の響き」であろう。 ...続きを読む »

この本の関連書


「グレン・グールド著作集 2」の画像:

グレン・グールド著作集 2

「グレン・グールド著作集 2」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/352頁
定価 5,724円(本体5,300円)
ISBN 4-622-04382-3 C0073
1990年11月6日発行

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