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コレクション瀧口修造 5

余白に書く II<品切>


1971年から瀧口が没する79年までに書かれた短文を集成する。この時期になると彼にとって表現は詩と散文の境界を失いパーソナルの度合いをさらに強めた。西脇順三郎全集の内容見本に寄せた「あまりにも個人的な、あまりにも超個人的な詞」という題がその間の事情を表わしていよう。

「ここには詩、オマージュから言葉の断片的記述、メモまでの混沌とした、この創造者の思考をよぎり、感性を震わせた作家、詩人、美術家、批評家、舞踊家、写真家、音楽家などへ送った秘密文書ともいえるアンチームな言語表出がなされている。ここでは不純物を含まない清冽無垢な氏のポエジーが顕現されており、それは自ずとマスメディアに対する静かな、だが激しい批判ともなっている」と鍵谷幸信氏は単行本の書評に記している。

さらに本書では欧文を含む多数の未収録作品を収め、図版と併せて全容を示した。

■月報 中江嘉男と上野紀子・金子國義・菊畑茂久馬・篠原佳尾



著訳者略歴

瀧口修造
たきぐち・しゅうぞう

1903年富山県に生まれる。1923年慶應義塾大学予科に入学。1926年富永太郎・堀辰雄らの同人誌「山繭」に参加。ランボー、ブルトンから新たな啓示を受け、西脇順三郎教授の教えを受ける。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
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おおおか・まこと
武満徹
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この本の関連書


「余白に書く II」の画像:

余白に書く II

「余白に書く II」の書籍情報:

A5変型判 タテ200mm×ヨコ148mm/448頁
定価 7,344円(本体6,800円)
ISBN 4-622-04395-5 C1370
1994年6月10日発行
<ただいま品切です>