こどもに贈る本　第2集

編: 久保覚

編: 生活クラブ生協連合会《本の花束》

判型	四六判
頁数	176頁
定価	1,760円（本体：1,600円）
ISBN	978-4-622-04513-7
Cコード	C8095
発行日	2000年4月18日
備考	現在品切

文学・エッセイ日本のエッセイ・詩

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かけがえのない子ども時代に、本の世界のよろこびにふれることで、心に灯がともるような経験をもってほしい——。
本書は、前巻につづき、俳優、ソーシャルワーカー、美術史家、チェロ奏者、教育学者、人形劇演出家、歴史家、詩人など、多彩な分野で活躍されている46人の人々が想いをこめたエッセイにのせて、子どもたちに本を贈ります。
小さな奇跡と出会える物語、血沸き肉躍る動物冒険小説、〈いのちの重さ〉を伝える写真絵本、疎外された魂のふるえをすくいとるファンタジー、ものの単位を感性でつかむ事典、あたたかで明るい笑いがあふれる絵本……。
本書は、生活者による読書文化の創造をめざす《本の花束》の活動から生まれました。本と子どもを結び、そしておとなのなかの〈子どもの心〉をよびさます一冊。子どももおとなも心に翼を！

著訳者略歴

＊ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

久保覚

くぼ・さとる

1937-1998。編集者・文化活動家・朝鮮芸能文化史研究。『新日本文学』編集長（1984-87）。『花田清輝全集』（講談社）編集。1991年より、生活クラブ生協連合会発行《本の花束》編集協力者。自由創造工房、宮澤賢治講座などを通して市民の文化・芸術活動の理論化をめざす。編著に『仮面劇とマダン劇』（晶文社）、共著に『旅芸人の世界』（朝日新聞社編）等。

生活クラブ生協連合会《本の花束》

食品の共同購入を中心とし、福祉、環境問題などに取り組む生活協同組合の連合組織（組合員数約25万人）。同生協の活動の一環として、組合員による<本選びの会>が中心となって独自に選んだ本を書評・紹介し、読者が購入できるという、本と読者を結ぷ図書の共同購入活動を展開。“生活者がつくる本の新聞”をめざして月刊《本の花束》（タブロイド判8頁）を編集・発行している。