みすず書房

ファロスとファリロン/デーヴィーの丘

E.M.フォースター著作集 7

判型 四六判
定価 4,180円 (本体:3,800円)
ISBN 978-4-622-04577-9
Cコード C0397
発行日 1994年6月8日
備考 現在品切
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ファロスとファリロン/デーヴィーの丘

アレクサンドリアとインド——著者に最も深い影響を与えた二つの土地をめぐるエッセーと回想。

目次

ファロスとファリロン(池澤夏樹訳)
 序

 ファロス
ファロス/シワから戻ったあと/顕現/フィロンの小旅行/アレクサンドリアのクレメンス/聖アタナシウス/猫のテモテと白頭巾のテモテ/神がアントーニウスのもとを去る

 ファリロン
イライザ、エジプトに行く/外から見た綿花/阿片窟/寂しい場所/太陽と月の間/K・P・カヴァフィスの詩/結論


デーヴィーの丘(中野康司訳)
 まえがき
 一九一二−一三年の手紙
 藩王国と藩王
 一九二一年の手紙
到着/女児誕生/シンディア来訪/雨/侮辱/ゴークル・アシュトゥミー祭/旅行/ダシャヘラー祭/ウィルソン大佐
 破局
ユヴラージ(皇太子)/ポンディシュリー
 訳注


『ファロスとファリロン』訳者解題(池澤夏樹)
『デーヴィーの丘』訳者解題(中野康司)