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イギリス女性運動史<品切>

1792-1928

THE CAUSE

A Short History of The Woman’s Movement in Great Britain


フランス革命と産業革命を端緒に、18世紀末頃から芽生えはじめた女性解放思想が、男性の従属物としてあらゆる権利を制限されていた英国の女性たちをいかに突き動かし、参政権獲得という具体的目標に向けて形をとりはじめたのか。本書は、男女平等の人権を求めるメアリー・ウルストンクラフト『女性の権利の擁護』刊行の1792年を起点におき、さまざまな史実や人物群像を描き出しつつ、英国で女性の普通選挙権が実現した1928年に至る道程を活写した古典的名著(原題The Cause)待望の初訳である。
著者のレイ・ストレイチー(1887-1940)はフェミニスト、アクティヴィストとして生涯を英国の女性運動に捧げる。運動の只中に身をおいた人物ならではの臨場感あふれる叙述、いかなる政治的立場にも拠らない伸びやかな視点で、ある時代の躍動感をいきいきと伝える。1928年初版の原典に日本語版オリジナルの詳細な訳注、女性史年表を付した歴史、女性史研究の必読書。
「改革が実現されるまでは、いうまでもなく多くの女性たちの協力と連帯があった。議会における選挙法改正案の成り行きに一喜一憂しながら懸命に努力する女性たちの熱烈な意志と懸命な努力に感銘を受けない者はいないだろう」(「訳者あとがき」)


目次


凡例

ヴィラーゴ版(1978)への新しい序
第1章 家庭という監獄 1792-1837
第2章 噴出する不満 1837-1850
第3章 社会参加の拡大 1837-1850
第4章 形に示された要求 1850-1857
第5章 仕事への着手 1850-1860
第6章 権利とプロパガンダ 1860-1870
第7章 無知の露呈 1848-1868
第8章 ケンブリッジ攻略 1866-1873
第9章 女性医師 1858-1873
第10章 性病予防法 1870、1871
第11章 初めての組織運営 1870-1900
第12章 女性労働の必然性 1860-1890
第13章 女子教育における進展 1870-1900
第14章 行政の欺き 1870-1900
第15章 戦闘的運動の始まり 1897-1906
第16章 偉大なる日々 1906-1911
第17章 選挙法改正法案の失敗 1911-1914
第18章 戦時 1914-1918
第19章 女性参政権の獲得 1916-1918
第20章 第一次世界大戦後 1918-1928
第21章 新しい女性像の受容
原著者による文献ノート

訳注
訳者あとがき
レイ・ストレイチー著作リスト
本書に登場する地名
本書に関連するイギリス歴代内閣
年表
索引


著訳者略歴

レイ・ストレイチー
Ray Strachey

英国人弁護士の父と米国人の母のもとにロンドンで生まれる。1905年ケンブリッジ大学ニューナム・コレッジ入学、数学を専攻。アメリカのブリン・モー・カレッジ、オックスフォード大学電気工学科でも学ぶ。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
栗栖美知子
くりす・みちこ

日本女子大学文学研究科英文学専攻修士課程修了、ロンドン大学キングス・コレッジ大学院修士課程英文学専攻修了(MA)。大東文化大学文学研究科英文学専攻教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
出淵敬子
いづぶち・けいこ

1937年東京に生まれる。1961年日本女子大学英文科卒業。1968年コロンビア大学大学院修士課程修了。1970年東京大学大学院博士課程満期退了。1972年より日本女子大学文学部で教え、2006年4月より同名誉教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「イギリス女性運動史」の画像:

イギリス女性運動史

「イギリス女性運動史」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/408頁
定価 10,260円(本体9,500円)
ISBN 978-4-622-07350-5 C3022
2008年1月25日発行
<ただいま品切です>