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大隈重信関係文書 1

あ―いの


「過日以飛書粗当地之事情申上置候に付御承知被下候御事と遥察仕候。其後更に相変候儀も無御坐候処、過る四日黄昏於京師暴客七八名大村益次郎旅寓に乱入席上在る客両人被殺害、大村は幸にして死を被免少々手疵を負此節養生中に罷在、未た其暴挙に及ひ候者共探索も行届不申趣、甚不都合之次第に御坐候。定而従京師委敷報知有之御承知相成居候事と拝察仕候」(伊藤博文 明治2年9月7日)

「拝啓 選挙競争大苦戦、県知事郡長郡吏警察官銀行者僧侶神官等、暴力金力を以て無政府無法律の暴行を為したる情況、委詳此ものより御聞取可被下候。如此乱暴に対し大勝利と相成候は、誠に大快事に御坐候」(犬養毅 明治25年2月15日)

「第一は米国人の同情減少の傾向に有之候。戦勝国が中立地に於て談判を開くは余程の不利益かと存せられ申候。是迄米国の同情は弱小なる日本が強大なる露国と戦へるに依て起り候ものに候間、今回地位一転して小なる日本が大なる露国を苦しめ、ウヰツテ、ローゼンが憐れなる声を発して苦痛を訴へ候状態を見ては、侠気に富める米国人等覚えず之に同情を表し、日本に対しては生意気なる日本、狭小才なる日本より一進して、恐るべき日本、将た憎むべき日本と想はんとする傾向有之候。誠に警戒すべき次第に有之、何卒宜しく当局者へ御注意被成下候様奉願候」(石川半山 明治38年8月24日)

大隈重信(1838?1922)は、日本の近代国家の形成に深く関わるとともに、早稲田大学創設など、社会への影響力を終生もちつづけた政治家であった。幕末・維新期から第一次世界大戦後におよぶ大隈の八四年の生涯は、広範かつ多様な人脈によって彩られている。本書は、そうした人びとが大隈へ宛てた書翰六千通あまりを編集し、全十巻・別巻一で世におくるものである。政治・経済・社会・文化・外交など近代日本研究の多岐の分野への貴重な資料になるであろう。

第1巻は伊藤博文・犬養毅・井上馨はじめ139名・547通。年に一冊刊行。内容見本呈。


目次


『大隈重信関係文書』発刊の辞
『大隈重信関係文書』の編集にあたって
凡例
相浦多三郎/相浦紀道/相原常雄/青木休七郎/青木周蔵/青木匡/青地雄太郎/青山胤通/青山幸宜/赤坂儀作/赤土亮/赤羽四郎/赤羽万次郎/秋月種樹/秋永蘭次郎/秋穂哲一郎他八名/秋元興朝/秋山源蔵/秋山恕卿/秋山長次郎/浅尾一郎/浅香克孝・原十目吉/朝河貫一/浅川保平/浅田逸次/浅田耕平・東海林貞之丞/浅田信興/朝田又七/浅野長勲/朝吹英二/東良三郎/麻生正蔵/足立正修/安達武五郎/足立忠次郎/足立孫六/安達峰一郎/渥美契縁/阿野公誠/阿部興人/阿部正桓/阿部政太郎/阿部征矢太郎/天野為之/雨宮敬次郎/雨森菊太郎/綾部幸熙/綾部新五郎/新井一覚/新井石禅/荒尾精/荒木権六/荒木寅太郎/荒木博益/有賀長雄/有島武/有栖川宮威仁/有栖川宮熾仁/有友正親/有松英義/粟谷品三/粟屋道治/安藤太郎/安藤就高/安藤則命/飯塚朝次郎/井伊直安/家永豊吉/家永芳彦/伊賀氏広/伊学協会/池田菊次郎/池田謙斎/池田輝知/池田弥市/池辺藤左衛門/諫早家崇/諫早一学/諫早鎮一郎/諫早得淳/諫早酉三郎/伊沢修二/石井勇/石井菊次郎/石井佐助/石井省一郎/石井翼/石井忠亮/石井忠恭/石井八万次郎/石井拡/石川賢治/石川舜台/石川敬直/石川半山/石河幹明/石黒涵一郎/石黒忠悳/石黒務/石黒直寛/石坂周造/石崎次郎太/石田貫之助/石野寛平/石橋重朝/井島茂作/石丸安世/石本新六/伊豆凡夫/井関盛艮/磯野小右衛門/磯部包義/板垣退助/伊丹重賢/伊丹弥太郎/井田譲/一木喜徳郎/市島謙吉/井手三郎/伊藤梅子/伊東祐亨/伊藤精一郎他/伊東武重/伊藤博邦/伊藤博文/伊東巳代治/伊東茂右衛門/伊東祐侃/伊藤勇吉/伊東祐穀/稲垣満次郎/稲津済/稲葉正縄/犬養毅/井上馨/井上角五郎/井上勝之助/井上源衛/井上毅
『大隈重信関係文書』第1巻・掲載該当書翰中非収録分


著訳者略歴

早稲田大学大学史資料センター
わせだだいがくだいがくししりょうせんたー

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大隈重信関係文書 1

「大隈重信関係文書 1」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/360頁
定価 11,000円(本体10,000円)
ISBN 4-622-08201-2 C3021
2004年10月19日発行

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