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理想の教室

『悪霊』神になりたかった男<品切>

著者
亀山郁夫



ドストエフスキーの全作品でもっとも危険とされる「スタヴローギンの告白」(小説『悪霊』より)。作家の全人格が凝集されているこのテクストには、人間の〈堕落〉をめぐる根源的ともいえるイメージが息づいています。文学のリアリティとは、人間の可能性とは? 一人の男がさまよいこんだ精神の闇をともに探究してみましょう。


目次


テクスト――「告白」(ドストエフスキー『悪霊』より)

第1回 なぜ『悪霊』なのか
はじめに/『罪と罰』――憑依の体験/動機――なぜ『悪霊』なのか/『悪霊』とはどんな小説か/「告白」の位置/小説の起源――ネチャーエフ事件/ペトラシェフスキー事件――過去の記憶/革命に未来はあるか/解かれた封印、浮かび上がる苦闘/「われらがサド」――アンナ夫人のジレンマ/校正刷か、筆写版か――翻訳テクストの起源

第2回 「神」のまなざし
「告白」とポリフォニー/壊れた文体/一つの仮説/告白文学に託されたもの/四つの罪/「恐怖」が意味するもの/神の不在と一滴の涙/十四歳、危険な年齢、閉ざされたドア/マトリョーシャは涙を流さない/再びサド

第3回 少女はなぜ死んだのか?
象徴とリアリティ/「奇跡」を求めて――スタヴローギンの世界遍歴/黄金時代の夢/ルソーのプリズムを通して――少年時代のスタヴローギン/ルソー、折檻、『告白』/「何か奇妙な声で」――快楽の正体/マトリョーシャの分身たち/「告白」と「遺言」の間、または「屋根裏部屋」という棺/『悪霊』と現代――個人的な体験

主要参考文献


著訳者略歴

亀山郁夫
かめやま・いくお

1949年生まれ。東京外国語大学教授。専門はロシア文学。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「『悪霊』神になりたかった男」の画像:

『悪霊』神になりたかった男

「『悪霊』神になりたかった男」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/168頁
定価 1,430円(本体1,300円)
ISBN 4-622-08301-9 C1398
2005年6月9日発行
<ただいま品切です>