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始まりの本

臨床医学の誕生<品切>

NAISSANCE DE LA CLINIQUE

Une Archeologie du regard medical


「個人というものは、生命が最初にとる形でもなければ、その最も鋭い形でもない。個が認識の対象となるのは、長い間にわたる空間化の動きのあげくのことである。この動きにとっての決定的な道具は、或る種の言語の使用と、死についての困難な概念化であった。(…)アリストテレスの古い法則は、個についての科学的陳述を禁じていたが、言語の中に死がその概念の場を発見したとき、この禁止は解けたわけである。つまり、その時、空間はまなざしに対して、個の分化した形を開いたわけである。」

18世紀末に端を発する現代医学は、病を知覚する空間とそれを記述する言語、および身体の解剖から始まった。人間が自らの個体を知の対象とする臨床医学は、いかにして誕生したのか。人間科学の医学的基盤とは何か。18-19世紀の認識論的切断を問い、『言葉と物』の先駆をなす、初期フーコーの代表作。


目次



第一章 空間と分類
第二章 政治的意識
第三章 自由な場
第四章 臨床医学の淵源
第五章 施療院の教訓
第六章 徴候(シーニュ)と症例
第七章 見ること、知ること
第八章 屍体解剖
第九章 不可視なる可視
第十章 熱病の問題
結論

訳注
訳者あとがき
解説(斎藤環)

文献
索引


著訳者略歴

ミシェル・フーコー
Michel Foucault

1926-1984。フランスのポワチエに生まれる。高等師範学校およびソルボンヌ大学で哲学と心理学を専攻。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
神谷美恵子
かみや・みえこ

1914-1979。岡山に生まれる。1935年津田英学塾卒、コロンビア大学に留学。1944年東京女子医専卒、同年東京大学医学部精神科入局。1952年大阪大学医学部神経科入局。1957-72年長島愛生園勤務。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
斎藤環
さいとう・たまき

書評情報

白井基夫<週刊金曜日 2012年2月24日号>

関連リンク

この本の関連書


「臨床医学の誕生」の画像:

臨床医学の誕生

「臨床医学の誕生」の書籍情報:

四六変型判 タテ191mm×ヨコ130mm/392頁
定価 4,104円(本体3,800円)
ISBN 978-4-622-08341-2 C1310
2011年11月10日発行
<ただいま品切です>