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ダンテ『神曲』講義【改訂普及版・新装版】

著者
今道友信

「ダンテの『神曲』は天国のために書かれた本であることを、つまりわれわれはダンテとともに古典文学的教養をもって地獄、悟性と想像力とをもって煉獄を遍歴したうえ、ようやく光にみちる天国において理性的精神が神の至福に招かれるよろこびのための書であることを実感しなくてはならない。そして『神曲』とは、そのよろこびを分かち合うべく地上でなお苦しむ人や煉獄で苦しむ霊魂の救いのために心を尽くして祈るという、天国での至福における他者奉仕としての愛がもたらす、天上と地上の愛の交流の歌なのである。言わば地獄篇は文学、煉獄篇は哲学、そして天国篇は神学の演習の場であるといえよう。」(著者「改訂普及版のために」)

少年時代に矢内原忠雄のダンテ講義の席に連なり、その後も哲学の仕事のかたわら、数十年にわたって『神曲』を読みつづけてきた著者による〈詩人哲学者〉ダンテ講義録。第25回マルコ・ポーロ賞を受賞した書に、著者による全面的な改訂を施した、決定普及版。

[初版2002年11月1日発行、改訂普及版2004年5月20日発行]


目次


はしがき

1 序とホメーロス
2 ホメーロスとウェルギリウス――神謡と創られた神話
3 ダンテへの道としてのキリスト教
4 ダンテ『神曲』地獄篇 I
5 ダンテ『神曲』地獄篇 II
6 ダンテ『神曲』地獄篇 III
7 ダンテ『神曲』地獄篇 IV
8 ダンテ『神曲』煉獄篇 I
9 ダンテ『神曲』煉獄篇 II
10 ダンテ『神曲』煉獄篇 III
11 ダンテ『神曲』天国篇 I
12 ダンテ『神曲』天国篇 II
13 ダンテ『神曲』天国篇 III
14 ダンテ『神曲』天国篇 IV
15 ダンテ『神曲』天国篇 V

講義記録
質疑応答に発言のあったかたがた
あとがき
改訂普及版のために
エンゼル財団所蔵 稀覯書リスト
文献


著訳者略歴

今道友信
いまみち・とものぶ

1922年東京に生まれる。東京大学文学部哲学科卒業。パリ大学、ヴュルツブルク大学講師、東京大学教授を経て、東京大学名誉教授。現在、英知大学教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

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ダンテ『神曲』講義【改訂普及版・新装版】

「ダンテ『神曲』講義【改訂普及版・新装版】」の書籍情報:

菊判 タテ218mm×ヨコ148mm/596頁
定価 15,120円(本体14,000円)
ISBN 978-4-622-08638-3 C1098
2017年9月14日発行

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