みすず書房

『台湾と沖縄 帝国の狭間からの問い』刊行記念 駒込武×劉彦甫トークイベント

誠品生活日本橋 4月7日(月)19:00-20:30(会場/オンライン)

2025年3月6日

『台湾と沖縄 帝国の狭間からの問い』の刊行を記念して、編者・駒込武とゲスト劉彦甫(東洋経済記者)のトークイベントが、誠品生活日本橋(東京・日本橋室町)で開催されます。

近年、「台湾有事」をめぐる議論が高まっています。
在日米軍基地の7割を抱える沖縄では、自衛隊の「南西シフト」構想のもとでさらなる軍事化が進み、沖縄の人びとは戦時には攻撃対象となるリスクを背負いながら生活しています。一方、中国による併合の意図に抗い、自主独立の現状を守りたい台湾にとって、日米のこうした動きは自らの防衛に有利にはたらくものだといえます。
地政学的構造からいえば対立関係にある台湾と沖縄ですが、歴史的に見れば、日本と中国という2つの大国の狭間で相似した運命をたどってきました。いまそれぞれが直面する危機も、元をたどれば、帝国による植民地支配や中央集権的包摂/排除に起因する側面が大きく、リアルな戦争に備えて生活空間の軍事化が進展している点においても、こうした境遇の自力での解決が困難な立場にある点においても、共通の課題を抱えているといえます。 

台湾と沖縄の人びとが、立場の違いを乗り越え、ともに平和である道はないのか? このような問題意識から、昨年10月に『台湾と沖縄 帝国の狭間からの問い』を刊行いたしました。今回はこの本をめぐって、編者の駒込武が、台湾・中台関係分野の報道をリードする東洋経済記者の劉彦甫さんをゲストにお招きし、議論します。


日時 2025年4月7日(月)19:00-20:30(開場18:50、終了時刻は前後する可能性がございます)
定員 会場観覧40名、オンライン配信あり。後日、アーカイブ配信あり(1カ月間)
場所 誠品生活日本橋内 イベントスペース「FORUM」(COREDO室町テラス2F)
参加費 会場観覧
  • 同店にて本書をご購入の方:無料
    * 当日までに本書お買い上げのうえ、レシートをご持参ください
  • 同店にて本書を購入されない方:1100円
オンライン観覧
  • 1100円
  • 書籍付チケット4000円(書籍代3300円、送料、決済処理費用を含む)の用意もございます
* 会場観覧・オンライン観覧ともに、アーカイブ配信あり(公開期間1カ月)。準備が出来次第ご案内

詳細・お申し込み・お問い合わせ先は、Peatixへ。