みすず書房

「新しい男子論がフェミニズムに応答する in 韓国&日本」

杉田俊介×小山内園子×すんみ 本屋 B&B(東京・下北沢) 1月25日(土)19:00-21:00 来店/配信

2024年12月27日

チェ・テソプ『韓国、男子――その困難さの感情史』の刊行を記念して、東京・下北沢の本屋 B&Bでトークイベント「新しい男子論がフェミニズムに応答する in 韓国&日本」が開催されます。

出演は、杉田俊介さん(批評家)、小山内園子さん(韓日翻訳者、本書訳者)、すんみさん(韓日翻訳者、本書訳者)のお三方です。

今、フェミニズムを深く学んだ男性研究者が当事者性をもって「男性性」の問題を探究する試みが、世界中で生まれています。『韓国、男子』もまさにそのような男性研究者の成果。
そして、日本でそのような新しい男性論に精力的に取り組んでおられる筆頭に挙げられるのが、このたびのゲスト杉田俊介さんです(著書『男が男を解放するために』『男がつらい!』等々)。
韓国フェミニズムの紹介者としても定評ある翻訳者の小山内園子さん・すんみさんとともに、日韓両国のジェンダー問題を合わせ鏡で見るようにして深掘りしていくイベントです。

2025年1月25日(土)19:00-21:00。鼎談終了後にサイン会予定。
要申込、チケット販売中。
来店参加チケット(60名限定・1ドリンク付き)2750円、配信参加チケット1650円(いずれも税込)。他に、サイン入り書籍つき配信参加チケットもあります。

詳細・お申し込み・お問い合わせは、本屋 B&Bへ。
本屋 B&B 杉田俊介×小山内園子×すんみ「新しい男子論がフェミニズムに応答する in 韓国&日本」 https://bookandbeer.com/event/bb250125a/

登壇者紹介

杉田俊介(すぎた・しゅんすけ)
1975年生まれ。批評家。著書に、『フリーターにとって「自由」とは何か』(人文書院)、『ドラえもん論──ラジカルな「弱さ」の思想』(Pヴァイン)、『マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か』(集英社)、『男がつらい!──資本主義社会の「弱者男性」論』(ワニブックス)、『男が男を解放するために──大増補改定版・非モテの品格』(Pヴァイン)、『糖尿病の哲学──弱さを生きる人のための〈心身の薬〉』(作品社)など多数。

小山内園子(おさない・そのこ)
1969年生まれ。NHK報道局ディレクターを経て、延世大学校などで韓国語を学ぶ。訳書に、ク・ビョンモ『破果』『破砕』(岩波書店)、チョ・ナムジュ『耳をすませば』(筑摩書房)、イム・ソヌ『光っていません』(東京創元社)などがある。共訳書に、イ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』『失われた賃金を求めて』(タバブックス)など。著書に「〈弱さ〉から読み解く韓国現代文学」(NHK出版)。

すんみ(スンミ)
1986年、韓国・釜山生まれ。2005年に来日。早稲田大学で学んだのち、翻訳家に。訳書に、チョン・セラン『私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯』(早川書房)、ユン・ソジョン他『そしてパンプキンマンがあらわれた』(小学館)、チェ・ジニョン『ディア・マイ・シスター』(亜紀書房)、キム・サングン『星をつるよる』(パイインターナショナル)などがある。共訳書に、チョ・ナムジュ『彼女の名前は』(筑摩書房)、イ・ミンギョン『脱コルセット』(タバブックス)など。