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服部文祥『サバイバル登山家』

夏です。登山シーズン真っ盛りです。
国の山々はどこも多くの登山者で賑わう一方、遭難や事故のニュースも伝わってきます。登山計画は無理をせず、どうか入念に立ててください。

さて、登山計画の参考にはなりませんが、登山をする心意気が存分に述べられ、おおいに啓発される本が、服部文祥『サバイバル登山家』です。先日も雑誌「pen」の、「プロが選ぶ、究極の1冊」という特集で、世界的なフリークライマーの平山ユージさんが、本書を推してくださいました。
平山さんはこう語ります。

「『美しいとは強いことである』というフレーズが、とりわけ印象に残っています。このスタイル(装備や食料をできるかぎり持たないサバイバル登山)が単なる趣味的なこだわりなのではなく、美しい戦略として山登りの武器になると著者が確信した瞬間、日高全山を単独で行く計画が現実味を帯びたというくだりが心に焼き付いて。彼は、自分のアプローチに必然性を見出したんですよね」

服部さんが日高全山を歩き通すために立てた計画は、ほぼまる1カ月。1カ月分の食料や燃料を背負っていてはとても歩き通せません。そこで毎日焚き火をし、岩魚を釣って食料を現地調達するという方法が、「美しい戦略」として必要だったのです。

この夏、服部さんはどこでサバイバル登山をしているのでしょうか。いいえ、じつは家にいるのです。次回作の原稿を書いているからです。テーマはなんと“狩猟”。夏から冬へ、サバイバル登山はさらなる進化を遂げています。刊行時期はまだ未定ですが、もはや著者の独壇場ともいえる次回作も、どうぞご期待ください。




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