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ブーレッツ『20世紀ユダヤ思想家』

来るべきものの証人たち 1 [全3巻]
合田正人・柿並良佑・渡名喜庸哲・藤岡俊博・三浦直希訳

20世紀前半のヨーロッパ文化は、ユダヤ人による知的活動に彩られている。フッサール、フロイト、ルカーチ、アドルノ、ジンメル、ウィトゲンシュタイン……ゲットーでの生活からの解放とともに、さまざまな著作が生み出されたが、その底流には、つねに宗教と理性の葛藤が流れていた。

カントの三批判書から出発したヘルマン・コーエンの遺著『ユダヤ教の源泉から引き出された理性の宗教』、晩年のコーエンに教えを受けたフランツ・ローゼンツヴァイクの『救済の星』、そして、『救済の星』からの引用に彩られたヴァルター・ベンヤミンの『ドイツ悲劇の根源』。これらの著作ばかりでなく、近代的理性による認識的構えの只中にあって、ユダヤ教と近代的理性は、通奏低音のように、さまざまな局面で、対立し、絡み合い、補い合いながら、20世紀の思想を彩ってきた。

本書は、コーエン、ローゼンツヴァイク、ベンヤミン、ショーレム、ブーバー、ブロッホ、ヨナス、レオ・シュトラウス、レヴィナスを取り上げ、理性と信仰の狭間で展開した20世紀の思想の歩みを再構成する。

ピエール・ブーレッツ『20世紀ユダヤ思想家』[全3巻]
■第1巻
第1章 ヘルマン・コーエンのユダヤ教――成年者の宗教
第2章 世界の夜から《救済》の輝きへ――フランツ・ローゼンツヴァイクの星
第3章 ヴァルター・ベンヤミン――歴史の天使と世紀の経験
■第2巻
第4章 ゲルショム・ショーレム――認識と修復のあいだの〈伝承〉
第5章 マルティン・ブーバー――神の死の時代のヒューマニズム
第6章 エルンスト・ブロッホ――待望の解釈学
■第3巻
第7章 レオ・シュトラウスの遺言
第8章 ハンス・ヨナス――思考の経験と世界への責任
第9章 エマニュエル・レヴィナスと共に――裁かれた歴史



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