みすず書房

鵜飼哲

うかい・さとし

1955年東京都に生まれる。フランス文学・思想専攻。1982年京都大学大学院文学研究科修士課程修了。1984年から88年までパリ第8大学に留学。一橋大学大学院言語社会研究科教授を経て、同大学名誉教授。著書に、『抵抗への招待』(みすず書房、1997)『償いのアルケオロジー』(河出書房新社、1997)『応答する力:来るべき言葉たちへ』(青土社、2003)『主権のかなたで』(岩波書店、2008)『ジャッキー・デリダの墓』(みすず書房、2014)『テロルはどこから到来したか:その政治的主体と思想』『まつろわぬ者たちの祭り:日本型祝賀資本主義批判』(インパクト出版会、2020)『いくつもの砂漠、いくつもの夜:災厄の時代の喪と批評』(みすず書房、2023)。訳書に、ジュネ『恋する虜:パレスチナへの旅』(共訳、人文書院、1994)『アルベルト・ジャコメッティのアトリエ』(現代企画室、1999)『シャティーラの四時間』(共訳、インスクリプト、2010)デリダ『他の岬:ヨーロッパと民主主義』(共訳、みすず書房、1993)『盲者の記憶:自画像およびその他の廃墟』(みすず書房、1998)『友愛のポリティックス』(共訳、みすず書房、2003)『生きることを学ぶ、終に』(みすず書房、2005)『ならず者たち』(共訳、みすず書房、2009)『動物を追う、ゆえに私は(動物で)ある』(筑摩書房、2014)などがある。