みすず書房

吉田加南子

よしだ・かなこ

1948年東京に生まれる。1971年学習院大学フランス文学科卒業。東京大学大学院を経て、フランス政府給費留学生として76-80年パリ第三大学に学ぶ。詩人、学習院大学教授を経て同大学名誉教授。著書に詩集『つゆ』(思潮社、1990)『定本 闇』(思潮社、1993、高見順賞)『吉田加南子詩集』(思潮社、1997)『定本闇—対訳版』(思潮社、2000)『さかな』(思潮社、2008)。エッセー『詩のトポス』(思潮社、1993)『言葉の向こうから』(みすず書房、2000)『幸福論』(思潮社、2005)。訳書『デュブーシェ詩集』(思潮社、1988)、『ジャコメッティ エクリ』(共訳、みすず書房、1994)、C・ジュリエ『ベケットとヴァン・ヴェルデ』(共訳、みすず書房、1996)ほか。