みすず書房

北條文緒

ほうじょう・ふみを

1935-2023。東京に生まれる。1958年東京女子大学文学部英米文学科卒業。1961年一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。東京女子大学名誉教授。イギリス小説、翻訳研究専攻。英文学にかんする著書・編著のほかに、著書・編著『ニューゲイト・ノヴェル』(研究社)『ヒロインの時代』『遙かなる道のり イギリスの女たち 1830-1910』(共編著)(国書刊行会)『ブルームズベリーふたたび』(エッセイ集、みすず書房)『嘘』(短篇集、三陸書房)『翻訳と異文化』(みすず書房)『猫の王国』(エッセイ集、みすず書房)。訳書 E・M・フォースター『眺めのいい部屋』『永遠の命』『アビンジャー・ハーヴェスト』『民主主義に万歳二唱』(共訳)、Q・べル『回想のブルームズベリー』、S・ソンタグ『他者の苦痛へのまなざし』、A・ホワイト『五月の霜』、A・ホフマン『ローカル・ガールズ』、K・フォックス『イングリッシュネス』『さらに不思議なイングリッシュネス』(共訳)(いずれもみすず書房)、P・ホーヴァス『サリーおばさんとの一週間』(偕成社)、A・リデル『ナチ 本の略奪』(共訳、国書刊行会)、K・アームストロング『血の畑 宗教と暴力』(共訳、国書刊行会、日本翻訳文化賞受賞)ほか。