みすず書房

石田雄

いしだ・たけし

1923-2021。青森市生まれ。「学徒出陣」から復員後1949年東京大学法学部卒業。同学部助手をへて1953年東京大学社会科学研究所助教授、1967-84年同教授。その後千葉大学(1984-89)、八千代国際大学教授(1990-96)。その間、ハーバード大学調査研究員、ハワイ東西文化センター高級専門員、エル・コレヒオ・デ・メヒコ客員教授、オックスフォード大学セント・アントニーズ・カレッジ客員教授、アリゾナ大学客員教授、ダル・エス・サラーム大学(タンザニア)客員教授、ベルリン自由大学客員教授、西ベルリン高等学術研究所研究所員を歴任。東京大学名誉教授。著書に『権力状況の中の人間』(2001、影書房)『記憶と忘却の政治学』(2000、明石書店)『自治』(1998、三省堂)『社会科学再考』(1995、東京大学出版会)『増補 市民のための政治学』(1993、明石書店)『平和・人権・福祉の政治学』(1990年、明石書店)『日本の政治と言葉 上下』(1989、東京大学出版会)『日本の社会科学』(1984、東京大学出版会)『近代日本の政治文化と言語象徴』(1983、東京大学出版会)『「周辺から」の思考』(1981、田畑書店)『現代政治の組織と象徴』(1978、みすず書房)『日本近代思想史における法と政治』(1976、東京大学出版会)『平和と変革の論理』(1973、れんが書房)『メヒコと日本人』(1973、東京大学出版会)『日本の政治文化』(1970、東京大学出版会)『政治と文化』(1969、東京大学出版会)『破局と平和』(1968、東京大学出版会)『平和の政治学』(1968、岩波書店)『現代組織論』(1961、岩波書店)『近代日本政治構造の研究』(1956年、未來社)『明治政治思想史研究』(1954、未來社)。その他英語著作。