みすず書房

斉藤道雄

さいとう・みちお

1947年生まれ。ジャーナリスト。TBSテレビ報道局の記者、ディレクター、プロデューサー、解説者として報道番組の取材、ドキュメンタリー番組の制作に従事。先端医療、生命倫理、マイノリティ、精神障害、ろう教育などをテーマとしてきた。2008年から5年間、明晴学園の校長、その後4年間、理事長を務めた。著書に『原爆神話の五〇年』(中公新書、1995)『もうひとつの手話』(晶文社、1999)『悩む力——べてるの家の人びと』(みすず書房、2002)『希望のがん治療』(集英社新書、2004)『治りませんように——べてるの家のいま』(みすず書房、2010)『手話を生きる——少数言語が多数派日本語と出会うところで』(みすず書房、2016)『治したくない——ひがし町診療所の日々』(みすず書房、2020)がある。