みすず書房

モーリス・センダック

Maurice Sendak

1928年にニューヨークに生まれたセンダックは、1963年に絵本『かいじゅうたちのいるところ』で、一躍世界に注目された。『夜、空をとぶ』は、センダックが母と自分を描いた絵本として名高い。ぼくは自分自身を、この絵本のなかに赤ん坊のすがたで描いた。この本には1枚、見開きの絵がある。そこに、母の腕に抱かれたぼくが見つかるはずだ」