みすず書房

丹治恆次郎

たんじ・つねじろう

1935年、京都市生まれ。大阪外国語大学卒業、京都大学大学院文学研究科修士課程修了、博士課程中退(フランス語フランス文学)。関西学院大学名誉教授。専門分野はフランス思想・芸術論、文化記号論などであるが、ポール・ヴァレリーが主な研究テーマ。2019年歿。編著書:『世紀末は動く』(松籟社)、共同執筆:『フランス・ロマン主義と現代』(筑摩書房)、『象徴主義の光と影』(ミネルヴァ書房)、『アヴァンギャルドの世紀』(京都大学出版会)など。翻訳:『ベルリオーズ回想録I、II』(白水社)、論文:「ヴァレリーと〈極東〉」、「フランスにおけるワグネリスム」、「良寛の詩歌の風景と西田幾多郎の〈場〉の論理」、「《雨月物語》の記号と映像」、「印象主義とアナーキズム」など。