みすず書房

オットー・フォン・ジムソン

Otto von Simson

1912年ドイツで生まれる。ミュンへンで学んだのち1939年に渡米して合衆国の各地の学校で教鞭をとる。1945年シカゴ大学助教授、1947年同準教授、1951年同教授。第二次大戦後はフランクフルト・アム・マイン大学の客員数授に迎えられてドイツに帰り、その後ユネスコのドイツ代表団の一員としてパリで活躍。1964年にべルリン自由大学美術史研究所の教授に招碑されてその所長を務めた。その後定年を迎えて退職。1993年歿。
著書としてプロピレーン美術史叢書第6巻『中世II、盛期中世』Das Mittelatter II,Das hohe Mittelatter(Propylaen Kunstgeschichte6)Berlin,972がある。またルーベンスの研究者としても知られている。