みすず書房

根深誠

ねぶか・まこと

1947年、青森県弘前市生まれ。行動する文筆家。ヒマラヤ、白神山地、渓流釣りなどをテーマに著作多数。明治大学山岳部OB。1973年以来、ヒマラヤの旅と登山を続ける。ヒマラヤの未踏峰6座に初登頂。国内では、白神山地の青秋林道計画に反対運動を起こし、世界遺産登録へと導いた立役者。1995年、日本人僧侶河口慧海の足跡を追った『遥かなるチベット』(山と溪谷社)で、第4回JTB紀行文学大賞受賞。おもな著書:『風の冥想ヒマラヤ』『ヒマラヤを釣る』『白神山地をゆく』『東北の山旅 釣り紀行』(いずれも中公文庫)、『チベットから来た男』(岩波書店)、『山の人生 マタギの村から』(NHKブックス)、『白神の四季』(白水社)、『白神自然観察ガイド』(山と溪谷社)、『みちのく源流行』(つり人社)、『風雪の山ノート』(七つ森書館)。