みすず書房

フーベルトゥス・テレンバッハ

Hubertus Tellenbach

1914年ドイツのケルンに生れる。フライブルク、ケーニヒスベルク、ミュンヘンの各大学で医学と哲学を学ぶ。フライブルクでの哲学の師はハイデッガーであった。医学者としては最初神経学を専攻、ミュンヘン大学で教授資格を得、1956年にハイデルベルク大学に移ってから精神病理学に転じた。1979年まで同大学医学部教授。1994年歿。著書 『若きニーチェの人間像における使命と発展』(1938)『味と雰囲気』(1968、みすず書房、1980)『メランコリー』(1983、みすず書房、1985)ほか。