みすず書房

宇野邦一

うの・くにいち

1948年、島根県生まれ。京都大学文学部卒業後、パリ第8大学で文学と哲学を学び、アントナン・アルトーについて博士論文を執筆。立教大学名誉教授。著書『意味の果てへの旅』(1985)『風のアポカリプス』(1985)『外のエティカ』(1986)『混成系』(1988、以上青土社)『予定不調和』(河出書房新社 1991)『日付のない断片から』(1992)『物語と非知』(1993、以上書肆山田)『D 死とイマージュ』(青土社 1996)『アルトー 思考と身体』(白水社 1997/増補・新装復刊 2011)『詩と権力のあいだ』(現代思潮社 1999)『他者論序説』(書肆山田 2000)『ドゥルーズ 流動の哲学』(講談社選書メチエ 2001)『反歴史論』(せりか書房 2003/講談社学術文庫 2015)『ジャン・ジュネ 身振りと内在平面』(以文社 2004)『破局と渦の考察』(岩波書店 2004)『〈単なる生〉の哲学』(平凡社 2005)『映像身体論』(みすず書房 2008)『ハーンと八雲』(角川春樹事務所 2009)『ドゥルーズ 群れと結晶』(河出ブックス 2012)The Genesis of an Unknown Body(n-1 publications, 2012)『アメリカ、ヘテロトピア』(以文社 2013)『吉本隆明 煉獄の作法』(みすず書房 2013)『〈兆候〉の哲学』(青土社 2016)『土方巽 衰弱体の思想』(みすず書房 2017)、訳書 ドゥルーズ&ガタリ『アンチ・オイディプス』(河出文庫)ドゥルーズ『フランシス・ベーコン 感覚の論理学』(河出書房新社)ベケット『伴侶』『見ちがい言いちがい』(以上書肆山田)ジュネ『判決』(みすず書房)『薔薇の奇跡』(光文社古典新訳文庫)ほか。