みすず書房

エミール・デュルケム

Emile Durkheim

1958年フランスのエピナルに生まれる。高等師範学校(エコール・ノルマル・シュペリュール)卒業。ボルドー大学(1887-1902)、パリ大学(1902-1917)の教授をつとめる。1898年『社会学年報』(L’Annee Sociologique)を創刊し、いわゆるフランス社会学派の創始者、組織者となる。1917年歿。著書には、『社会分業論』(1893)、『社会学的方法の基準』(1895)、『自殺論』(1897)、『宗教生活の原初形態』(1912)があり、死後刊行されたものとしては、『社会学講義』(1952、第二版1969〔宮島・川喜多訳、みすず書房、1974〕)以外に『社会主義論』(1928)その他がある。