みすず書房

マーク・W・カーシュナー

Marc W. Kirschner

ハーバード大学医学校、システム生物学部門の教授であり、部門長。物理化学と生化学を学び、細胞の形態における細胞骨格の役割を明らかにする研究で業績をあげた。また、細胞周期の制御や、胚の組織のパターン形成など、脊椎動物のボディプラン確立のメカニズムに関連する多角的な研究を進めている。ポスドク時代には『ダーウィンのジレンマを解く』共著のゲルハルト教授の研究室に勤めていた。のち、プリンストン大学准教授、カリフォルニア大学教授などを経てハーバード大学医学校へ移り、現在に至る。ゲルハルト教授とともに、米国科学アカデミー会員。