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夜と霧

ドイツ強制収容所の体験記録

EIN PSYCHOLOG ERLEBT DAS KONZENTRATIONSLAGER

OESTERREICHISCHE DOKUMENTS ZUR ZEITGESCHICHTE


本書は、みずからユダヤ人としてアウシュヴィッツに囚われ、奇蹟的に生還した著者の「強制収容所における一心理学者の体験」(原題)である。
「この本は冷静な心理学者の眼でみられた、限界状況における人間の姿の記録である。そしてそこには、人間の精神の高さと人間の善意への限りない信仰があふれている。だがまたそれは、まだ生々しい現代史の断面であり、政治や戦争の病誌である。そしてこの病誌はまた別な形で繰り返されないと誰がいえよう。」
(「訳者あとがき」より)

初版刊行と同時にベストセラーになり、約40年を経たいまもなお、つねに多くの新しい読者をえている、ホロコーストの記録として必読の書である。「この手記は独自の性格を持っています。読むだけでも寒気のするような悲惨な事実をつづりながら、不思議な明るさを持ち、読後感はむしろさわやかなのです」(中村光夫氏評)。


目次


出版者の序
解説

1 プロローグ
2 アウシュヴィッツ到着
3 死の蔭の谷にて
4 非情の世界に抗して
5 発疹チブスの中へ
6 運命と死のたわむれ
7 苦悩の冠
8 絶望との闘い
9 深き淵より

訳者あとがき
写真・図版


著訳者略歴

ヴィクトール・E・フランクル
Viktor Emil Frankl

1905年ヴィーンに生まれる。ヴィーン大学医学部卒業。1955年からヴィーン大学教授(神経学、精神医学)。実存分析、ロゴテラピーの創始者。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
霜山徳爾
しもやま・とくじ

1919年東京に生まれる。1942年東京大学文学部心理学科卒業。宗教哲学・心理学専攻。現在上智大学名誉教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

「解説」と「写真・図版」について

「解説」と「写真・図版」は1956年の『夜と霧』霜山徳爾訳初版の当時、日本の読者のために、ナチス・ドイツの強制収容所の組織的集団虐殺について一般的で客観的な予備知識が得られるよう、日本語版に独自に付されたものです。
「解説」は著者フランクルの本文に先立って置かれ、二段組み60頁余におよぶものです。 ...続きを読む »

フランクル財団の設立、フランクル賞の創設

著者ヴィクトール・フランクルの没後、フランクル財団が設立され、フランクル賞が創設されました。 ...続きを読む »

書評情報

柳田邦男(ノンフィクション作家)
<2009年2月8日(日):読売新聞>
<2011年8月20日:信濃毎日新聞>
<2012年8月4日(土):毎日新聞>
<2012年7月21日:日本経済新聞>
小川洋子(作家)
<:文藝春秋2012年11月号>
平尾隆弘(文芸春秋前社長)
<2014年7月13日:朝日新聞「思い出す本 忘れない本」>

関連リンク

この本の関連書


「夜と霧」の画像:

夜と霧

「夜と霧」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/216頁
定価 1,944円(本体1,800円)
ISBN 4-622-00601-4 C0011
1985年1月22日発行

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