中国回想録

アメリカの中国研究者。ウィスコンシン大学、ハーバード大学、オックスフォード大学に学ぶ。1932年ローズ・スカラーとして北京に行き、翌年、清華大学講師となる。1936年以来77年までハーバード大学に勤務。1939年、同僚のライシャワーと合同授業を開始して、アメリカの東アジア研究の礎を築く仕事に着手する。教職のかたわら、1941-46年の間ワシントンで戦略情報局・戦時情報局などに勤務し、中国で米国大使特別補佐官、米国広報文化局所長を勤める。1955-73年ハーバード大学東アジア研究センター所長、また全米アジア学会会長、米国歴史学会会長などを歴任。主著 The United states and China（1948）をはじめ二十数冊の著書と多数の論文がある。

1963年東京大学大学院修士課程修了後、1963-67年ハーバード大学大学院留学、Ph.D.現在東京大学教養学部教授（国際関係論）。著書 『国際関係論・第二版』（1982、88）『近代日本とアジア—文化の交流と摩擦』（1984）『アジアにおける国民統合—歴史・文化・国際関係』（1988、いずれも共著、東京大学出版会）など。訳書 B.I.シュウォルツ『中国の近代化と知織人—厳復と西洋』（東京大学出版会、1978）。

1972年ハーバード大学博士課程修了、Ph.D.現在ミシガン大学ディアボン校教授。著書　Reform in China:Huang Tsun—hsien and the Japanese Model（Harvard East Asian Monograph,Council on East Asian Studies,Harvard University,1981）.Japanese Studies of Modern China Since 1953:A Bobliographical Guide to HIstorical and Social Sience Research on the Nineteenth and Twentieth Centuries（フェアバンク・市古宙三と共著、East Asian Reseach Center,Harverd Univercity,1975）。