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カルト教団 太陽寺院事件
- 著者
- 辻由美
1994年以来、スイス、カナダ、フランを舞台に世界を震撼させた、太陽寺院集団死事件の真相と歴史文化的背景に、日本エッセイスト・クラブ賞著者が挑んだ。
地下鉄サリン事件をきっかけに、独自の取材をはじめた著者は、可能なかぎりの資料と関係者のインタビューによって、もう一つのオウム事件の輪郭を描き出していく。「現代社会のひとつの側面を赤裸々にしめすこのふたつの出来事に、一目瞭然ともいえる類似点がいくつもあることはたしかである。教祖と信者の関係や、教祖が女性の側近をうまくつかっている点だけをとっても、そうだ。若者が主体のオウムとちがって、太陽寺院の中核部分には、功なり名とげた人や社会的な地位を確立した人が少なくなく、それだけによけい不透明で、秘密保持がしっかりしていて、見えない社会機構の歯車にとりこまれているという面がある。」(本書あとがきより)
あるカルト教団の起こした事件を語りながら、現代社会を生きる人間についてひろく問題を提起する、会心の書き下ろしノンフィクション。
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「カルト教団 太陽寺院事件」の書籍情報:
- 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/272頁
- 定価 2,100円(本体2,000円)
- ISBN 4-622-03665-7 C0036
- 1998年5月20日発行
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