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ヴァージニア・ウルフ∥コレクション

ダロウェイ夫人

MRS DALLOWAY


独自の小説作法を確立した傑作であり、ジョイスの『ユリシーズ』と比較される。自宅で夜会を催す日の朝、51歳のダロウェイ夫人は不意に死の不安に襲われる。ロンドンの六月の一日を、多様な登場人物の三十年余にわたる過去に重ね合わせながら描き出す。夜会の華やいださざめきのなかで繰り広げられる一大交響曲。


「ダロウェイ夫人」の著訳者:

ヴァージニア・ウルフ
Virginia Woolf
1882年、著名な文芸批評家レズリー・スティーヴンを父親として、ロンドンに生まれる。父親の教育と知的な環境(ブルームズベリ・グループ)の中で、早くから文芸への情熱をはぐくむ。1915年、最初の長編小説『船出』を出版し、ついで『夜と昼』『ジェイコブの部屋』を発表する。さらに、彼女の小説世界を十全に開花させた傑作『ダロウェイ夫人』『燈台へ』『波』が生まれる。ここで彼女は、プルースト、ジョイスらによって示された「意識の流れ」を、独自の立場から追求している。『幕間』をのこして、1941年神経衰弱のため自殺。また、重要なものとして他に、『自分だけの部屋』『女性にとっての職業』『三ギニー』などの数多くのエッセイ、内面の記録である「日記」がある。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
近藤いね子
こんどう・いねこ
1911年生まれ。1935年東北大学英文科卒業、1939年ケンブリッジ大学大学院修了。津田塾大学名誉教授。現在活水女子大学教授。著書『イギリス小説論』『イギリス小説と女流作家』など。訳書 夏目漱石『こころ』(英訳)、ジェイン・オースティン『説得』、ヴァージニア・ウルフ『存在の瞬間』(共訳)。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「ダロウェイ夫人」の画像:

ダロウェイ夫人

「ダロウェイ夫人」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/272頁
定価 2,835円(本体2,700円)
ISBN 4-622-04503-6 C0397
1999年5月21日発行

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