ヴァージニア・ウルフ∥コレクション
波
THE WAVES 1931
夜明け前から日没へ、岸辺に打ち寄せる波のリズムを背景に、登場人物のモノローグによって物語は展開してゆく。幼児期に共通の経験をもつ六人の人生、その生の諸相を極限まで探求したウルフ文学の極北。
「波」の著訳者:
- ヴァージニア・ウルフ
- Virginia Woolf
- 1882年、著名な文芸批評家レズリー・スティーヴンを父親として、ロンドンに生まれる。父親の教育と知的な環境(ブルームズベリ・グループ)の中で、早くから文芸への情熱をはぐくむ。1915年、最初の長編小説『船出』を出版し、ついで『夜と昼』『ジェイコブの部屋』を発表する。さらに、彼女の小説世界を十全に開花させた傑作『ダロウェイ夫人』『燈台へ』『波』が生まれる。ここで彼女は、プルースト、ジョイスらによって示された「意識の流れ」を、独自の立場から追求している。『幕間』をのこして、1941年神経衰弱のため自殺。また、重要なものとして他に、『自分だけの部屋』『女性にとっての職業』『三ギニー』などの数多くのエッセイ、内面の記録である「日記」がある。
- ※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
- 川本静子
- かわもと・しずこ
- 津田塾大学教授。イギリス女性文学の研究を中心に活躍。著書に、『ガヴァネス』(中公新書)、『〈新しい女たち〉の世紀末』(みすず書房)など。翻訳には、V・ウルフ『自分だけの部屋』、E・M・フォースター『ロンゲスト・ジャーニー』(共に、みすず書房)など多数。
- ※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
この本の関連書
「波」の画像:
「波」の書籍情報:
- 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/296頁
- 定価 2,940円(本体2,800円)
- ISBN 4-622-04505-2 C0397
- 1999年10月1日発行
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