文学シリーズ lettres
バーガーの娘 1
BURGER’S DAUGHTER
南アフリカ――少女は、悪名高いアパルトヘイトの社会のなかで翻弄されながら育ち、女になり、やがて自分を探す旅に出る…海を越えてみよう…。父親が獄死した今、ひとり残されたローザ・バーガーには、知りたいことがある、それも自分の身体をとおして――バーガーの娘であることの意味。
1991年、女性として25年ぶりにノーベル文学賞を受賞した作家の主著。南アでは一時発禁処分を受けたが、今では各国語に翻訳され、20世紀を代表する世界文学の金字塔になった。全2巻
「バーガーの娘 1」の著訳者:
- ナディン・ゴーディマ
- Nadine Gordimer
- 1923年、南アフリカのジョハネスバーグ近郊のスプリングスに生まれる。20歳のとき、1年間だけジョハネスバーグのヴィットヴァテルスラント大学に聴講生として通う。25歳で、短篇集『顔と顔を合わせて』(1949)で本格的デビュー。最初の長編小説は『いつわりの日々』(1953)。その後、10作の長編小説、200をゆうに超える短篇作品を発表。『保護管理人』(1974)でブッカー賞受賞。1991年ノーベル文学賞受賞。最新作に『この道を行く人なしに』(1995)。邦訳されているのは、小説『ブルジョワ世界の終わりに』(スリーエーネットワーク)、短篇作品の翻訳に『戦士の抱擁』(晶文社)、『ゴーディマ短篇小説集 Jump』、評論に『現代アフリカの文学』(岩波書店)。1992年来日の折りのシンポジウムの模様を伝える『ナディン・ゴーディマは語る アフリカは誰のものか』(岩波ブックレット)がある。
- ※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
- 福島富士男
- ふくしま・ふじお
- 1951年宮崎市生まれ。一橋大学卒業。東京都立大学大学院博士課程中退。専攻、アフリカ文学。現在、東京都立大学助教授。共著書『今日の世界文学』(放送教育振興会)、『激動の文学』(信濃毎日新聞社)。訳書 ホーヴェ『骨たち』(講談社)、同『影たち』(スリーエーネットワーク)、ゴーディマ『ブルジョワ世界の終わりに』(スリーエーネットワーク)、ンデベレ『愚者たち』(共訳、スリーエーネットワーク)、ムンゴシ『乾季のおとずれ』(共訳、スリーエーネットワーク)ほか。
- ※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
この本の関連書
「バーガーの娘 1」の画像:
「バーガーの娘 1」の書籍情報:
- 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/368頁
- 定価 3,150円(本体3,000円)
- ISBN 4-622-04600-8 C0097
- 1996年7月23日発行