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メイ・サートン・コレクション

猫の紳士の物語

THE FUR PERSON


みずから望んで“ホームレスの猫”になったものの、この暮らしは容易でない。やはり、プライドを失わずに人間と共生する道を探そうか。理想の飼い主を求めて……。

アメリカの女性作家サートンは無類の猫好きだった。後半生には『夢見つつ深く植えよ』『独り居の日記』をはじめ、味わい深い作品をたくさん発表したが、猫はあちこちに登場する。『猫の紳士の物語』は、実話をもとにした、ユーモラスでほろ苦いお話。

イラストは、ニューヨークの売れっ子の画家ベンジャミン・レヴィが、日本語版のために書き下ろした。


「猫の紳士の物語」の著訳者:

メイ・サートン
May Sarton
1912年ベルギーに生まれる。4歳のとき父母とともにアメリカに亡命、マサチューセッツ州ケンブリッジで成人する。一時劇団を主宰したが、1938年に最初の詩集を出版した後は著述に専念する。小説家・詩人であり、日記、自伝的作品も多い。1995年歿。おもな作品は、日記『独り居の日記』『海辺の家』『回復まで』、エッセイ『夢見つつ深く植えよ』『私は不死鳥を見た』、小説『今かくあれども』『ミセス・スティーヴンズは人魚の歌を聞く』『総決算のとき』、そして『猫の紳士の物語』、詩集『一日一日が旅だから』などで、いずれも〈メイ・サートン・コレクション〉に収められている。ほかにAt Eighty Two: A Journal(1996)などがある。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
武田尚子
たけだ・なおこ
Naoko Takeda Yarin。岡山県に生まれる。津田塾大学英文科卒業。翻訳家。アメリカ在住。訳書 モリス『テレビと子供たち』(1972)、デニスン『学校ってなんだ』(1977)、ブルーメンフェルド『ジェニーの日記』(1984)、シルバーマン『アメリカのユダヤ人』(1988)、リフトン『子供たちの王様――コルチャック物語』(1991、いずれもサイマル出版会)、サートン『独り居の日記』(1991)、『今かくあれども』(1995)、『夢見つつ深く植えよ』(1996)、『猫の紳士の物語』(1996)、『私は不死鳥を見た』(1998)、『海辺の家』(1999、いずれもみすず書房)ほか。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「猫の紳士の物語」の画像:

猫の紳士の物語

「猫の紳士の物語」の書籍情報:

A5変型判 タテ200mm×ヨコ148mm/140頁
定価 2,100円(本体2,000円)
ISBN 4-622-04703-9 C0098
1996年9月25日発行

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