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片山敏彦の世界

アルバム:生涯と仕事


〈この本は片山敏彦の生涯と仕事(詩・散文・絵画・音楽)を全体的に理解し、展望するための一つの試みです。文化は人間社会の一現象ですが、文化を創り、享受するためには「精神の風土」が社会のなかに必要とされます。そのひとつの空気、ひとつの雰囲気を、ここに再現したい〉(本書より)
片山敏彦は、1898年高知市に生まれ、戦前渡欧して、スイスにロマン・ロランを訪れ、傾倒し、西欧の文学と芸術を深く愛し、多くを学んだ。そしてそこから汲んだ精神の風土を、日本固有の特質の中に生かそうとした。若き日より、画家として、詩人としての自覚に立ち、文字表現では何よりも思想を大切にした。戦中にいささかの揺らぎをも見せなかったのはそのゆえである。成果は本書に見られるとおりであるが、ことにリルケ、ヘッセなど外国詩の翻訳のばあい、日本語の表現力の新しい試練と革新の機会として、他に例のない成果をあげたことは、いまなお読者に愛読されることで知られる。
遺された絵画作品は一千点近い。ここに紹介するのはほんの一部にすぎないが、この僅かな作品からもその独自の豊かな世界の広がりが感じられよう。
この国の精神の品位と、知性の洗練のために一生の努力を捧げた片山敏彦。その生命の航跡を、《生誕1OO年記念》のアルバム一巻に編んで読者に贈る。



著訳者略歴

片山敏彦
かたやま・としひこ

1898年高知県高知市に生まれる。1924年3月東京帝国大学ドイツ文学科卒業、同年4月より法政大学予科ドイツ語専任教授となる。ロマン・ロランとの親交は翌年の1925年からはじまった。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
片山敏彦文庫の会
かたやまとしひこぶんこのかい

この本の関連書


「片山敏彦の世界」の画像:

片山敏彦の世界

「片山敏彦の世界」の書籍情報:

B5変型判 タテ241mm×ヨコ188mm/208頁
定価 3,456円(本体3,200円)
ISBN 4-622-04708-X C1095
1998年10月16日発行

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