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ピエロ・デッラ・フランチェスカの謎【新装版】<品切>

INDAGINI SU PIERO

II Battesimo,il ciclo di Arezzo, la Flagellazione di Urbino Nuova edizione I’aggiunta di quattro dappendici


イタリア・ルネサンス期最大の画家の一人に、ピエロ・デッラ・フランチェスカがいる。〈図像表現の社会史〉研究の一環として、ギンズブルグは、この最も謎の多いといわれる画家ピエロの三つの作品の分析に挑む。作品の注文主、モデルそして制作年代を解き明かそうとする。それは美術史研究の領域に足を踏み込むことでもある。

既存の研究書が渉猟され、それらの研究を踏まえて、ピエロ個人を取り巻く状況を少しずつ明らかにしながら、ヴァチカンも巻き込むルネサンス期イタリアの大きな状況との関係を次第に明らかにしてゆく。

人文主義グループ、パトロンたち、フィレンツェ公会議…、ピエロの作品と時代との関係を突き詰めて行くギンズブルグの手法は、あたかも難事件を前にしたシャーロック・ホームズに似て、読む者をあきさせない。

そしてギンズブルグは、そのモデル、パトロンだけでなく、正確な制作日時と作品に込められたメッセージをも読み解き、ピエロの相貌とルネサンス期イタリアの姿をわれわれの前に鮮やかに提示する。ギンズブルグ史学の見事な成果。


目次


序文
新版への序文
はじめに
第1章 キリストの洗礼
第2章 アレッツォのフレスコ画連作
第3章 『鞭打ち』
第4章 『鞭打ち』再考
結論

補論I ジョヴァンニ・ディ・フランチェスコ、ピエロ・デッラ・フランチェスカおよびアレッツォのフレスコ画連作の制作年代
補論II 『鞭打ち』――推測と論駁
補論III ベレンソン、ロンギおよびピエロの発見(1912-14)
補論IV 絶対的年代推定と相対的年代推定――ロンギの方法について

原注
訳注
訳者あとがき
図版リスト
人名索引


著訳者略歴

カルロ・ギンズブルグ
Carlo Ginzburg

1939年、トリーノでロシア文学者の父レオーネと作家ナタリアとの間の長男として生まれる。ユダヤ系ロシア人の血を引く。ピサの高等師範でD.カンティモーリとA.フルゴーニに歴史を学ぷ。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
森尾総夫
もりお・ふさお

1934年、大阪生まれ。1965年一橋大学大学院経済学研究科(西洋経済史)修士課程修了。現在武蔵野音楽大学助教授。専攻はイタリアの中世・近代史、特に宗教社会史。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

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ピエロ・デッラ・フランチェスカの謎【新装版】

「ピエロ・デッラ・フランチェスカの謎【新装版】」の書籍情報:

A5変型判 タテ210mm×ヨコ138mm/328頁
定価 6,696円(本体6,200円)
ISBN 4-622-07194-0 C1022
2006年2月20日発行
<ただいま品切です>