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エルヴィス伝

復活後の軌跡 1958-1977

CARELESS LOVE

The Unmaking of Elvis Presley


ピーター・グラルニックは、これが決定版と言えるプレスリーの伝記全二巻を書き上げた。前半『メンフィス行き最終列車』(原題)を手にした読者は溜飲を下げた(原書1994年、邦訳『エルヴィス登場!!』ユーリーグ刊、1997年)。そして、その後半、『ケアレス・ラヴ』(原書1999年)の邦訳が本書である。
前巻についてボブ・ディランは、「…紙面からエルヴィスが飛び出してくる。エルヴィスの息づかいが感じとれる。この本は他のエルヴィス本すべてを抹消してしまう」と語った。もちろん、このコメントは、続巻である本書にもそのまま当てはまる。
エルヴィスの伝記は、きわめて侮蔑的なものや、神話、偏見、誇張、歪曲、思い入れ、感傷に彩られた物語が巷に溢れすぎていた。グラルニックは神話、伝説ではない一人間としてのエルヴィスを描ききった。
音楽そのものに耳を傾け、長年培ってきた感性にしたがい、音として表現されたものを描写する。そのときどきのエルヴィスの気分、意欲、健康状態などに目配りしながら、個々の歌唱に注意深く耳を傾ける。
コンサートの出来不出来の詳細についても、当時の報道、評論家の感想、残された録音などをもとに、事実を提示し実像を明らかにしていく。事実にすべてを語らせることに徹した永遠不滅の傑作伝記である。


目次


まえがき
プロローグ――メンフィス帰還
ドイツ――待機の時期
エルヴィス復帰
大佐の秘密
無視された夢
霊の目覚め
家族の輪
最後のラウンダップ
幸福の青い鳥
レースでの一日
オペラでの一夜
コミックブック・ヒーロー
わが故郷の新参者
オン・ツアー
自由落下
非人格的生命
嵐の中の一葉
心の痛手
エルヴィス、ホワット・ハプンド?
「神様、どうかこの手を」

訳者あとがき
参考文献
索引


著訳者略歴

ピーター・グラルニック
Peter Guralnick

1943年、ボストン生まれ。アメリカのブラック・ミュージックやルーツ・ミュージックをテーマとした著作で高く評価されている音楽評論家。二分冊からなるエルヴィスの伝記は、とりわけ絶賛されている。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
三井徹
みつい・とおる

1940年、佐賀市生まれ。金沢大学名誉教授(音楽学・英文学)。国際ポピュラー音楽学会会長、日本ポピュラー音楽学会会長を歴任。Popular Music, Popular Music History など国際学術誌の編集委員を務める。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

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この本の関連書


「エルヴィス伝」の画像:

エルヴィス伝

「エルヴィス伝」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/736頁
定価 8,640円(本体8,000円)
ISBN 978-4-622-07333-8 C0073
2007年12月21日発行

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